キッチンリフォーム

マンションのキッチンリフォームの費用感や相場はこんな感じ!

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「今住んでいるマンションのキッチンに不満を感じている」
「中古マンションを購入したいが、キッチンだけがどうしても気になる」
という方は、キッチンのみのリフォームを検討しているかもしれません。

そこで気になることのひとつが、「マンションのキッチンリフォームのかかる費用・相場はどれくらいなのか」ということではないでしょうか?初めてのリフォームだと費用感が掴めず、どれくらいの予算を準備したら良いのか不安に感じてしまうことでしょう。

この記事では、マンションのキッチンリフォームの内容と費用相場をご紹介するとともに、マンションのキッチンリフォームで気をつけるべき注意点も見ていきます。マンションのキッチンリフォームをご検討中の方はぜひ参考にしてください。

キッチンリフォームの費用感や相場はどれくらい?

マンションのキッチンリフォームにかかる費用は、リフォームの規模によって相場が幅広くなっています。リショップナビの集計データによると、費用は50〜150万円で実施されたリフォームが最も多くの割合を占めています。(※2021年4月時点・リショップナビ集計データ)

これらのマンションのキッチンリフォーム費用の内訳は、以下のようになっています。

  • キッチン本体費用(設備本体代)
  • 従来のキッチンの解体・処分費用
  • 配管工事費用
  • 壁や床材の補修・張り替え工事費用

中でもキッチン本体(設備本体)の費用が最も大きな割合を占めています。

そこで、マンションのキッチンリフォームにかかる費用を「50万円未満」「50〜150万円」「150万円以上」の3区分にわけて、それぞれの予算内でどのようなマンションキッチンリフォームが可能なのか、リフォームの内容別に費用感を見ていきましょう。

 

【内容別】マンションのキッチンリフォームの費用感

【マンションのキッチンの部分的な工事リフォーム】‥‥費用50万円未満

50万円未満の費用感でできるマンションのキッチンリフォームは、一部の設備交換や一部の床材・壁材の張り替えといった「部分的な工事」に限られてくるでしょう。費用の内訳は、「設備本体代」「従来の設備の解体・処分代」のみになります。

▼キッチンの部分的な工事リフォームの費用感

水栓(蛇口)交換 3~5万円ほど
レンジフード交換 4~8万円ほど
コンロ交換 5~10万円ほど
キッチン床の張り替え(5㎡) 3~5万円ほど
キッチン壁・天井の張り替え(40㎡) 4~6万円ほど

※費用相場は施工会社によって大きく変動する場合があります

新しく設置する設備の機能やデザイン、素材などによって、マンションのキッチンリフォームにかかる費用は大きく変わってきます。機能性の高い水栓やレンジフードであれば、10万円以上かかってきます。

【マンションのキッチン全体の交換工事リフォーム】‥‥50万~150万円

「マンションのキッチン全体の交換工事」であれば50〜150万円ほどの費用がかかってきます。費用の内訳としては、「キッチン本体代」「従来のキッチンの解体・処分代」「壁や床材の補修」が含まれます。

キッチンの種類は、配置によって「壁付けキッチン」と「対面型キッチン」に大きく分けられます。加えて、キッチンの形状によって「I型」「L型」「ペニンシュラ型」「アイランド型」などに区分されます。いま使っているキッチンの種類と、新設したいキッチンの種類によって、「キッチン全体の交換工事」にかかる費用は変わってきます。

▼キッチンの種類|設置場所別

壁付けキッチン ・キッチンの前面が壁に付いている

・省スペースが実現する

・壁に向いて作業するため集中できる

対面型キッチン ・キッチンの前面が開けている

・キッチンに通路となるスペースが必要

・リビングを向いて作業するため子ども等の様子を見れる

▼キッチンの種類|形状別

I型キッチン ・シンク・コンロ・作業台が横一列に配置

・壁付けタイプも対面型タイプもある

L型キッチン ・シンク・コンロ・作業台がL字型に配置

・壁付けタイプも対面型タイプもある

ペニンシュラキッチン ・シンク・コンロ・作業台が横一列に配置

・対面型タイプで、四方が壁から独立している

アイランドキッチン シンク・コンロ・作業台が横一列に配置

・対面型タイプで、一方のみ壁にくっついている

たとえば、キッチンの配置は変えずに、キッチンの形状だけを変える交換リフォームであれば、費用感は以下のようになり50〜150万円に抑えられることが多いです。

 

▼キッチン全体の交換工事リフォームの費用感

・壁付けキッチン ⇨ 壁付けキッチン

・対面型キッチン ⇨ 対面型キッチン

50~150万円

(⇨I型キッチン:50〜150万円)

(⇨L型キッチン:54〜150万円)

※費用相場は施工会社によって大きく変動する場合があります

【マンションのキッチンの移動を伴う大規模リフォーム】‥‥費用150万円以上

一方、マンションでキッチンの配置を変えたり、場所を移動させたりといった「大規模な工事」をすると、150万円以上の費用がかかってくることが多いです。キッチンの場所を変えるには、「キッチン本体代」「従来のキッチンの解体・処分代」「配管工事費」「壁や床材の補修・張り替え工事費」のすべてが必要になるからです。

▼キッチンの配置変更工事リフォームの費用感

・対面型キッチン ⇨ 壁付けキッチン

・壁付けキッチン ⇨ 対面型キッチン

55~300万円

(⇨ペニンシュラキッチン:60~200万円)

(⇨アイランドキッチン:150~300万円)

※費用相場は施工会社によって大きく変動する場合があります

 

マンションのキッチンリフォームで注意すべきこととは?

キッチンに限らず、マンションのリフォームは一戸建てのリフォームと比べて自由度が低い傾向にあります。なぜなら、マンションは他の居住者との共同住宅なので、管理会社の定める規約や構造などによりさまざまな制約を伴うからです。そのため、お住まいのマンションのリフォームをご検討中の方は、以下の4点に注意してリフォームの計画を立てましょう。

まずは管理規約の確認をしよう

マンションのキッチンリフォームを検討しはじめたら真っ先に、管理規約を確認するようにしましょう。管理規約を紛失してしまった場合は、管理会社に依頼すれば再発行してもらえます(有料の場合あり)。

管理規約の中では、防音上の問題から床材の張り替えが禁止されていたり、マンション構造の問題からキッチンを含む水まわりの移動が禁止されていたりすることがあります。マンションのキッチンリフォームの計画が進んでから「禁止だった」「制約があった」と気づくと時間の無駄になってしまいますので、まずはじめに管理規約を確認してください。

システムキッチンは搬入できるのか確認しよう

マンションでキッチン本体の交換リフォームをする場合は、システムキッチンを搬入することになります。お住まいのマンションは、サイズの大きなキッチン設備を搬入するための搬入経路を確保できますでしょうか?

設備の設置場所に十分なスペースを確保できるのかだけでなく、マンションのエントランス・エレベーター・玄関口・廊下・部屋の入口すべての場所で搬入するための十分なスペースを確保できるのかを事前に確認しましょう。

マンションのエントランスや玄関からの搬入が難しい場合は、クレーン車などを使って窓から搬入できるケースもあります。しかし、そのような場合は追加の搬入費用でコストがかかってしまうことに注意しましょう。

IHにしても電力不足にならないか確認しよう

高齢者や小さなお子さまと暮らしているなどの理由から、安全のためにガスコンロからIHクッキングヒーターに交換したいという依頼はとても多いです。ここで注意しなくてはならないのは、マンションでIHクッキングヒーターに交換すると電力使用量が大幅に増えるということ。

一戸建てであればアンペア数を変えることで電力供給不足を回避できますが、マンションでは各戸に供給される電力量に上限があります。アンペア数の変更ができないなどの理由で、電力不足になる可能性はないかを事前に確認しておきましょう。また、電気工事を行う際には一般的に管理組合の許可が必要です。電気工事が許可されているのかもあわせてマンションに確認するようにしましょう。

配置を変えても生活しづらくないか確認しよう

壁付けキッチンから対面型キッチンに配置を変更する場合や、I型キッチンからアイランドキッチンに形状を変更する場合は、元々のマンションのキッチンよりも広い面積が必要になります。スペースが十分に確保されていないと、通路が狭くなったり収納を削ったりと使い勝手が悪くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

マンションのキッチンリフォーム費用感は

今回は、マンションのキッチンリフォームの費用相場とリフォーム時の注意点をご紹介しました。

マンションのキッチンリフォームは、50〜150万円ほどが最も依頼の多い費用感となっています。キッチンの設備交換などの部分的な工事に限れば、50万円以下でプチリフォームすることが可能です。また、マンションのキッチン全体の交換工事であれば50〜150万円ほどが相場となっており、交換するキッチンの形状や機能によって費用感は大きく前後します。さらに、マンションのキッチンの配置や場所を変更するような大規模工事であれば150万円以上はかかってくるでしょう。それは配管工事や床材の補修張り替え工事が必要になってくるからです。

マンションによっては、キッチンの移動や床材の張り替えが管理規約で禁止されていることもあるので注意が必要です。マンションのキッチンのリフォームを計画する前に、あらかじめ管理規約に目を通して禁止事項や制約事項を確認しておくようにしましょう。

マンションのキッチンリフォームを依頼する際は、マンションのリフォームの経験が豊富なリフォーム会社に依頼することをおすすめします。マンションは一戸建てとは違いさまざまな制約の中でリフォームすることになるため、制約の中で理想のキッチンを実現するための提案力が求められます。マンションリフォームの実績が豊富であれば、お客さまの希望にあわせてプランを提案してもらえるでしょう。

お住まいのマンションや購入予定の中古マンションのキッチンをリフォームしたいという方は、まずは見積もりをお願いしてみましょう。

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